マフラーのバッフル交換(COBRAマフラー編)

ハーレーの社外マフラーは後でバッフルを消音タイプに交換できるようになっている物も多い。バッフルはボルト1本で固定されている物が多いが、実は交換に手間取る事が多い。なぜかと言うと、固く入っているから。ゆるゆるだとガタが発生してしまうので脱落や異音の原因になる。なので固く入っていて、外すのが難しい・・・マフラーにより簡単に外せるものも有るが。

※工具は1/4の12ポイントを使用。

さて、コブラのマフラーだが、例によってバッフルは固くてなかなか外れない・・・

最初に固定ボルトを外す。
ここまでは誰がやってもスムーズ。

※工具はインチサイズの六角5/32を使用。

しかし、後ろに引いてもバッフルが外れない・・・CRCを入れてみる。
やっぱりいくら引いても外れない。

ここで、マフラーの外筒(ブラック)とエンドキャップの間にマイナスドライバーを入れたくなる。入れて傷を付けてしまった人も多い・・

マイナスドライバーを使った場合、まず傷を付けないで外せることは無い。

そこで登場するのがスライドハンマー(スライディングハンマー)。
真中の重量物を柄の部分に当てて、ショックを与える事で引き抜くツール。
これが使えれば、だいたいのバッフルは外せる・・・

でも、引っかからない。内側にこの先端が引っかかる部分が無い!

ちなみに、先端に付いている8個のボルトは”飾り”なので、緩めても問題の解決にはならない。

ではどうするかと言うと、このマフラーの場合はエンドキャップのボルトを緩めて小型のメガネ(もしくは穴の開いているツールなど)を入れてボルトを締める。

そして、このメガネをハンマーで外側に叩く。
すると”するする”と抜けてくる。

おおー、外れた!
(抜けずに苦労した人にしか判らない幸せな瞬間)

じゃじゃーん!
バッフルが抜けた!

入れるのは、誰がやっても5分で終わる。

あ、もう一本反対側があった・・