フェアリング
FLHTおよびFLHXには“バットウイング”と呼ばれるフェアリングが装備される。コウモリが翼を広げたような形をしているから。 2014からデザインが一新され、空気が取り込めるようになった。 同時にインナーフェアリングのデザインも変わり、オーディオも2DINになった。 フェアリングのシールドは快適性やデザインに大きくかかわってくる。 KlockWerks製がデザインも品質も良くお勧め。
マフラー
マフラーの適合は1995~2016まで同じだが、2008年式まではエキパイに触媒が無かったのが2009年から触媒が入った。 なので、2009年以降の車種ではマフラーが筒抜けでも爆音にはならない。どうしても迫力ある音にするにはエキパイから交換するしかない。 2017のミルウオーキーエイトエンジンから右側エキパイの接続部口径が変わり、2016までとは適合が変わった。
エアクリーナー
2007年式まではケーブルスロットルで、2008年から電子制御スロットルに変わった。 エアクリーナーだけでなく、グリップやハンドルの適合も変わるので要注意。
ハンドル
2008まではケーブルスロットル。 2009年からは電子制御となり、ハンドルの適合が変わる。 電子制御はセンサーが必要になり、その切り欠きが右側に入るから。 しかし、“0634-0331:電子制御用ハンドルをケーブル車で使用するハンドルバープラグ“を使用すればケーブルスロットル車でも使用できる。
ツアーパック
FLHXやFLHTなどベーシックなモデルはツアーパックを装備していない。 どうせなら、薄型のレーザーツアーパックやPaulYaffe’s BAGGERNATIONや、アレンネスなどのスタイリッシュなツアーパックで差を付けたい。 ツアーパックにはラックが必要になるが、2008年までと2009以降で適合が分かれる。2009以降は2013までと2014以降でデザインやラックが異なるが、ドッキングポイントは同じ。ラックとツアーパック底部の形状を合わせればどちらでも使用できる。
サドルバッグ
サドルバッグは2013までと2014からで適合が分かれる。 以前はサドルバッグの下側にエクステンションキットを付けるのが流行ったが、現在は箱ごと交換する人が多い。Arlen Nessや Paul Yaffe、HOGWORKZなどのエクステンドサドルバッグでバガーデザインにする。 フェンダーとの間が空くと締まらないので、フェンダーエクステンションを付けたい。 マフラーが下に隠れてしまうので、エキパイのエクステンションも必要になる。 最近は2-1でサドルバッグの前に マフラーの排気口を持ってくる人も増えてきた。