1989年、デイトナ・バイク・ウィークに現れたプロトタイプのカスタムバイクは、ソフトテール&ソリッドホイールにワイドバー・ショットガンエグゾーストを装備し、マットグレーで仕上げられたこのバイクは、「Fat Boy」という名前がとても似合う重厚感のある車両だった。
あまりの反響ぶりに即刻生産が開始され、あっという間に需要が供給を上回ってしまい一時は手に入れることは困難とだった。
1991年、Fat Boyは「ターミネーター」の続編にアーノルド・シュワルツェネッガーが跨り、タフでワイルドな走行を魅せてくれた事で、アイコン的存在の地位を確固たるモノにした。
それから30年が過ぎ、アイコンとしての立ち位置は揺るがず多くのファンを魅了するFat Boyはさらなる進化を遂げている。
2種類のエンジンサイズが用意されたFat Boyシリーズは、107キュービックインチ(1753cc)のFLFBと114キュービックインチ(1868cc)のFLFBSから選択する事が出来る。
Milwaukee-Eightの大排気量エンジンはやっとFat Boyの重厚感に追いついたとも感じる事が出来る。
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2019 FLFBSのスペック
排気量 cc | 1,868/Milwaukee-Eight® 114 | ホイールベース mm | 1,665 |
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減速比 | 6段 9.311 / 6.454 / 4.793 / 3.882 / 3.307 / 2.79 | 総重量 kg | 317 |
タンク容量 ℓ | 18.9 | フロントフォーク径 mm | – |
最大トルク (Nm)/(rpm) | 155Nm / 3,000rpm | ボア×ストローク mm | 102 × 114.3 |
オイル容量 ℓ | 4.7 | 圧縮比 | 10.5:1 |
全長 mm | 2,370 | 最低地上高 mm | 115 |
全高 mm | – | シート高 mm | 675 |
全幅 mm | – | タイヤサイズ(前) | 160/60R18 70V BW |
主要装備 | ABS、クルーズコントロール、5インチアナログスピードメーター | タイヤサイズ(後) | 240/40R18 79V BW |