2021年以降トライクのマフラー問題が解決しました。

2021年以降トライクのマフラー問題が解決しました。 メイン画像

2021年以降のトライクモデルではエキゾーストパイプの径が太くなったため、2017年以降のツーリングモデル用マフラーは装着することが出来ず、対応しているマフラーのあまりの少なさに涙を飲んだ方も多いはず。
今回はHDパーツの調査で、適切な部品を用意すれば、ヘッダーパイプの交換をせずともトライク用マフラーだけでなく、2016年までのツーリングモデル用マフラーを21年以降トライクに装着して楽しめることが判明しました。

以下にその具体的な手順と注意点をまとめました。

  

ハーレー、トライク 2021年以降のスリップオンマフラー問題が解決。カスタムの幅が大幅に広がった。1 対象の部品等の確認画像

トライク(2021年以降)のマフラーを楽しむ為のステップ.1 「標準マフラーガスケットの取り外し」

大まかな流れをご説明すると、赤丸のガスケットを使わずに、青い矢印のクランプをツインカム等で使用出来るものへ交換すれば、緑の長丸のトライク純正のヘッダーパイプエクステンションがスリップオンマフラーに収まり、固定ができるという流れ!

それではチェックしていきます。

2021年以降のトライクに2016年までのマフラーを取り付け出来るようにするためには、まず標準のマフラーガスケットを取り外します。

  

トライク(2021年以降)のマフラーを楽しむ為のステップ.2 「スリップオンマフラー用のクランプの準備」

次に、必要となるのが~2016年のツーリングモデル用マフラークランプ(品番:1860-0667)などのツインカムまで利用できていたクランプを用意してください。

2021年以降のトライクに2016年までマフラーを取り付けて固定するためには、必ず必要となるのでご注意ください。

この後、スリップオンマフラーを組み付けてゆくのですが、実際の検証で確認してみましょう。

ハーレー、トライク 2021年以降のスリップオンマフラー問題が解決。カスタムの幅が大幅に広がった。2 必要となるクランプを紹介 

  

ハーレー、トライク 2021年以降のスリップオンマフラー問題が解決。カスタムの幅が大幅に広がった。3 実際の検証-準備

トライク(2021年以降)のマフラーを楽しむ為のステップ.3 「実際に組み付けた検証を見てみる-準備」

先程ご案内した、2016年のツーリングモデル用マフラークランプに加えて、1枚目の画像内の緑の長丸のトライク専用のヘッダーパイプエクステンション(純正)を検証用に用意しました。

※クランプについては、もし手持ちの古い物を利用する際等には、変形が無いかしっかりとご確認いただいいてからご利用ください。取付できなかったり、マフラーにキズなどのダメージを与える可能性があります。

   

トライク(2021年以降)のマフラーを楽しむ為のステップ.4 「実際に組付けた検証を見てみる-解決」

取り付けるマフラーは、1995~2016 ツーリング ステンレス 4.5インチ スリップオンマフラー ポリッシュ/ゴールドエンド SOULです。

ガスケットを抜いたスリップオンマフラーにクランプを取り付けてみます。
適合のクランプなので、もちろん問題無くマフラーへ取り付けることが確認できます。

ここへ早速、問題のトライク車体側の純正ヘッダーパイプエクステンションを組み付けてみます。

ハーレー、トライク 2021年以降のスリップオンマフラー問題が解決。カスタムの幅が大幅に広がった。4 実際の検証-解決

   

ハーレー、トライク 2021年以降のスリップオンマフラー問題が解決。カスタムの幅が大幅に広がった。5 実際の検証-解決メイン画像

クリアランスの問題無く、しっかりと収まることが確認出来ました!
実際にはこの後、マフラーのマウントやクランプ部等、取り付けたマフラーがトライクの車体に正しく固定されているかを確認し、試走行でエキゾーストシステム全体の動作をチェック、取り付け後に異音や排気漏れがないか確認し、必要であればクランプの締め直しなどを行います。


2021年以降のトライクでスリップオンマフラーが幅広く楽しめるようになりました!
引き続きHD-PARTSでトライクのカスタムをお楽しみください!