バッテリーには、純正バッテリーと互換品の社外バッテリーがある。
写真は純正品とツインパワー(TwinPower) AGMバッテリー。
バッテリー端子の取り外し、取り付けには10mmのスパナ、もしくは+ドライバーを使用する。
搭載されたバッテリー
バッテリーを取り外す際は、まずバッテリーの-(マイナス)端子を取り外す。その後、+(プラス)端子を取り外し、車両から降ろす。
取り付ける際は、新しいバッテリーを車両に載せ、今度は逆に+(プラス)→-(マイナス)の順に接続する。
なぜ取付順序があるかと言うと、ボルトをドライバーで廻している時にうっかりとフレームなどに触れてショートする危険性がある為。
外す時に最初にマイナスを外しておけば、プラスを緩める時にショートの危険性は無い。
ターミナル部分がしっかりと固定されていないと不調の原因になるで、しっかりと固定されていることを確認する。
ゆるく締めてあると、スイッチをONにした時にライトは点灯するが、バッテリーは十分充電されているのにセルモーターは廻らない、という現象が出る事がある。
これは部分的にしか接触していないので大電流を流せないため。
バッテリーは結構な重量があり、持ち上げて取り外すのが難しい車種もある。
特にツーリングモデルはECMの下にあり、かつ重量も他のハーレーに比べ重いので引き出すのに苦労する。
一応、取り外ししやすいようにバッテリー下に持ち上げる紐のようなものがあるが、劣化して切れてしまう事が多く役に立たない。
そんな時に写真の【バッテリー リフトアップツール】があると非常に便利だ。