スポーツスターのハンドルカスタム

ハンドルカスタムのイメージスポーツスター用のハンドルはアップタイプのエイプ・ハンドルと呼ばれる物から左右別体式で低いセパハンまで色々ある。

ハンドルの太さは1インチ(25.4mm)が多い(ちなみに国産のバイクは7/8インチ(約22㎜)が多い)が、1-1/4インチ(31.75mm:ファットバーとも呼ばれる)や1.5インチの物まである。
スポーツスターには通常1インチのハンドルを用いる。

グリップはどの太さのハンドルでも、どのハーレーでも共通で1インチとなる。ただし、ストリートやスポーツスターS、そしてパン・アメリカ用は異なる。

グリップへ伸びる配線をハンドルの外に出すタイプと配線をハンドル内に中通しするタイプがある。中通しの方が配線作業が大幅に手間が掛かり、工賃も高くなるが、ハンドル廻りは非常にスッキリとする。

手を前に上げるスタイルのエイプハンドル手を前に上げるスタイルのエイプハンドル
ケーブルや配線も長くなるので交換しなくてはならない

フラットトラック・プルバック低くて幅広のハンドルフラットトラック・プルバック
低くて幅広のハンドル

アレンネス 1-1/4インチ径 ローライダー ハンドルバーアレンネス 1-1/4インチ径 ローライダー ハンドルバー
低くて後ろにプルバックしたハンドル

ハンドル交換の注意点

グリップの位置が、現在使用しているハンドルバーより5cm以上高くなるハンドルに交換する時には、ケーブルや配線の長いものへの交換が必要になることがある。あらかじめどのくらいケーブルや配線に余裕があるか調べておく事。もしくは車両をカスタムショップに持ち込んで見てもらう。ライザーを高くする場合も同様。

スポーツスターでハンドルを交換する時はケーブル類に注意する必要がある。ケーブル類には、ブレーキライン、クラッチケーブル、スロットル・アイドルケーブルそして配線がある。 全高で4cm、全幅で2cmを超えて変わると、車検時に構造変更申請が必要となるので注意が必要。