スポーツスターのフロントウインカーはほとんどの車種がつり下げ式。
ハンドルのレバー部からつり下げられている。
このウインカーを移設したくなる事がある。
例えばBATフェアリングを付けたいとか、デザイン的な理由とか。
フロントウインカーは大きさの規定はあるが左右対称で見やすい位置なら移設しても問題はない。
※発光面の中心が250mm以上離れていること
取り外しは簡単で、六角ボルトを緩めるとハンドルからウインカーが抜ける。
ウインカーをフォーク横に移設する
一番ポピュラーなのは、ウインカーをフォークの横に移設する方法。
各社からフォーク横に固定するためのクランプを販売している。
トリプルツリー(三又)の下側に付ける方法、トリプルツリーの上側に付ける方法、そしてフォークに直接クランプする方法、の3種類がある。
(A)トリプルツリーの下側に付ける
トリプルツリーの下側の部分の外側の固定ブラケットを外して交換するキットがある。
カスタムした事が判らないほど自然に仕上がる。
(B)トリプルツリーの上側に付ける
トリプルツリーの上側に付ける方法もある。
ウインカーを上方に付けたい場合に有効
(C)フォークに直接クランプする
この方法だとトリプルツリーの上側と下側の中間のどこにでも取り付け可能。
車種によりフォーク径が異なるものもあるので、事前に径を確認しておく。
ウインカーをフレームに固定する
ウインカーをフレームに固定する方法もある。
ステーを使用してフレームのタンク下部分に固定する方法がある。
フロント廻りはすっきりする。
キジマ ウインカーステー フレームマウント ’96以降XLを使用してフレームに移設の例
フレーム下部に取り付ける
左のようなステーを使用してフレームの下部に付ける方法もある。
ウインカーはボルト固定タイプが取付けできる。
小型のウインカーに交換する
せっかくウインカーを移設するなら、合わせてウインカーをより小型の物やLEDの物に交換してしまう、という方法もある。
ノーマルのウインカーとは取り付けの方法が異なり、マウントキットも変わる事がある。