ハーレーダビッドソン FXDLS ダイナ ローライダーSの特徴
2018にダイナはソフテイルに統合され名前が消えてしまった。
ファンが多かったダイナFXDLのカスタムモデルであるFXDLSは間違いなく今後、人気が沸騰して中古車も値上がりしてきそうな気配。
FXDLSはツインカム110エンジンを搭載。
ファットボーイS、ソフテイルスリムSに続いてリリースされたSモデル。グリップはケーブルスロットではなく電子制御スロットルとなっている。
ハーレーのツインカム110エンジンを搭載し、スタンダードのFXDLより13%パワーアップしていると同時にブレーキ、サスペンション等の足回りも強化されている。
軽量マグネシウムゴールド・アルミキャストホイールは1960年代のレースカーを彷彿させるデザインとなっている。タンクに与えられたゴールドのエンブレムはウィリー・G・ダビッドソンがデザインした1977 XLCRから継承している。
FXDLSはまずはマフラーからカスタムしたい
FXDLSの装着マフラーはFXDFなどに装着の2-2マフラーで、どちらかと言うと軽快感に欠ける。
スラッシンサプライ(THRASHIN SUPPLY)やBASSANI,TWO BROTHERS RACING, RED THUNDERなどの2-1マフラー(フルエキ)に交換すると一気に軽快なハーレーに仕上がり、実際に走った感じも全然違ってくる。
(写真左はスラッシンサプライ(THRASHIN SUPPLY)製)
マフラーの種類により音量も異なるが、RED THUNDERなどは消音バッフルを装着するとかなり静かで、ノーマルよりかは音量があるが、eマーク付きなので車検も受かるかも知れない(バッフルは取り外しできる)。
マフラーを変えるとデザインだけでなく、音も走りも変わるので最初にカスタムしたいアイテム。
次はやはりエアクリか?
マフラーを変えたら次はやはりエアクリーナーを変えたい。
走りに直結するだけでなくデザインも大きく変わるので選ぶ楽しみがある。
(左はアレンネスのキノコ型エアクリーナー:81-005)
スクリーミンイーグルのSTAGE-Iキットを装着する手もあるが、フィルターは同じK&N製で性能は変わらず、コストはだいぶ違うので、アレンネス製がお勧め。
そうするとインジェクションチューニングが必要になる・・・
マフラーとエアクリと両方変えるとやはりインジェクションチューニングが必要になってくる。
両方変えると空燃比が薄くなって走りに影響するが、チューニングすれば断然良くなる。
今のお勧めはやはり、スマホでセッティングを変更できる FUELPAK FP3 。
価格的にもお手頃で本格的なチューニングが可能になる。
日本語説明書が付くし、電話サポートもあるので安心。
バンス&ハインズ FUELPAK FP3 説明書&サポート付き
ハンドルを交換したい
走り重視するダイナ ローライダーにもAPEハンガーのような高めのハンドルが似合う。
お勧めは、ライザーで高さを上げ、低めのハンドルと組み合わせる。
剛性があり頼りなさがない。
FXDLSのハンドルを変えるとバーバッグが便利
FXDLSのハンドルとライザーを変えると、バーバッグが便利。
左はサンディエゴ・カスタムズのバーバッグで、小型ながらツーリングでも街乗りでもあると断然便利。
右は World Motor Works製で前面にスマホを固定できる。スマホの部分だけ”べリ”っと剝せる。
カスタムする時の注意点
FXDLSは電子制御スロットルなので、インテーク廻りがベースのFXDLとは異なる。エアクリーナーやグリップなどの適合が変わってくるので注意しよう。
マフラーの適合はFXDLとは異なる。カスタムマフラーを選択する場合はFXDWGやFXDFに適合のものを選ぶ。
ダイナ ローライダーS(FXDLS)のスペック
排気量 cc | 1,801 | ホイールベース mm | 1,630 |
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トランスミッション | 6段 | 総重量 kg | 305 |
タンク容量 ℓ | 17.8 | フロントフォーク径 mm | 49mm |
最大トルク (Nm)/(rpm) | 143 / 3,500 | ボア×ストローク mm | 101.6 × 111.1 |
荷重時シート高 mm | 685 | 圧縮比 | 9.2:1 |
全長 mm | 2,390 | レイク(°) /トレール mm | 30.5 / 128.3 |
全高 mm | ヘッドライト | 55-watt low , 60-watt high | |
全幅 mm | 最低地上高 mm | 125 | |
タイヤサイズ(前) | 100 / 90B19 57H | タイヤサイズ(後) | 160 / 70B17 73V |