ダイナのスリップオンマフラーは落ちる!?
1995~2017 ダイナ(サイレンサー前後取り付けタイプ)のスリップマフラーは、実は前後のサイレンサーが左図の赤丸部分のブラケットで繋がっているだけで、車両側とは一切繋がっていない。
エキパイ部とサイレンサー部は左図44のクランプでつながっているだけである。
ハーレーの中でもダイナモデルはただでさえ振動の多いバイクなので、走行中にマフラーが落ちてしまう事がある。
実際、ツーリング中に落とした車両を何度か見かけた事がある。
高速道路走行中に後方を走っていたらと思うとゾッとしてしまう。
20数年あまりの間、対策がされなかったのが不思議でしょうがない。
2017年モデルは対策がなされ、ノーマルのサイレンサーにはブラケットと共締めする部分が付いている。社外のスリップオンマフラーには付いていなので、交換した場合はやはり落ちる可能性が高い。
対策品:ダイナ用 マフラー脱落防止ステー
写真のような脱落防止のステーがモーターステージより販売されている。(弊社でも販売中。型番:DY-MUF-STAY)
写真では分かりずらいかもしれないが、エキパイと車両を繋ぐブラケットと後部のサイレンサーを繋ぐ事で脱落を防止する商品だ。
前側のサイレンサーは後部のサイレンサーと繋がっているので落ちる事はない。
社外のスリップオンマフラーに交換した際は、必ずと言っていいほど取り付けた方が良い商品だ。