ハーレー用として様々なグリップが各車からリリースされており、グリップを変えるとデザインだけでなく握りやすさも変わります。
ノーマルの真っ黒なゴムのグリップからクローム調にグリップに変えると気分も変わってきます。
以下、グリップの交換方法の概要です。
※以下はケーブルスロットル車での説明です。(ハーレーのグリップにはケーブルでスロットルを引くケーブルスロットルの他に、センサーでグリップ開度を調べてモーターでスロットルを開く電子スロットル式があります)
まず、タンクの上にスクリューや工具などが落下する可能性があるので、タンクにタオルなどをかけておく。
<右側>
スロットル&アイドルケーブルアジャスターを目いっぱい絞める。
続いて、スイッチハウジングの上下のスクリューを外す。
この状態で、スロットル&アイドルケーブルを外す。
この時、ワイヤーの先端に付いている太鼓を失くさないように注意する。
ケーブルが外れたらグリップを外し、まわりをパーツクリーナーなどで掃除しておく。
きれいになったらハンドル部分にグリスを塗布する。
新しいグリップを差し込み、スロットル&アイドルケーブルを元に戻す。
続いて、スイッチハウジングのスクリュー2点も締めこむ。
この時、スイッチハウジング内部の配線をどこかに噛ませないように注意すること。
グリップが装着できたらスロットル&アイドルケーブルを調整する。
<左側>
続いて、左側のスイッチハウジングの2カ所のスクリューを外す。
続いてグリップを外すが、左側はボンドで固着していて取り外しにくい場合が多い。
外れにくい場合は、パーツクリーナーを使い、ノズルをグリップとハンドルバーの間に差し込み、噴射します。
左側のグリップは、イモネジで固定するタイプと、ボンドで固定するタイプがある。
ボンドで固定するタイプは、差し込むとすぐに固まってしまうものもあるので、塗布する前にグリップを差し込み固定位置を確認します。
グリップが固定できたら、スイッチハウジングの2カ所のスクリューを締め込みます。
右側同様に、スイッチハウジング内部の配線を噛ませないように注意する。