ローライダー S /ST, ストリートボブ等のブレーキペダルの高さをちょっとお得に!?交換したい方必見! <応用編>2024年6月24日
前回のブログでは、ブレーキング時の足の角度を変えられるリアブレーキリンクをご紹介しました👇 足がつるのは年齢のせいではない? ローライダー S /ST, ストリートボブ等 ミッドコンのブレーキペダルの高さを変えたい方は必 […]
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ソフテイルの一番の特徴は、リアサスペンション。
ぱっと見た感じは、リジッド・サスペンションのように見えるが、スイングアームからエンジン下部分に水平方向にサスペンションがセットしてある。 通常のバイクは サスペンションは垂直なので新鮮なレイアウト。
フレームもタンク下からリアアクスルに一直線に伸びているように見え、実に味のあるデザイン。
リジッドサスでダイレクトに衝撃を伝えたモデルも昔は存在していたが、そんな”ハードテイル”な車種に対比する名前として”ソフテイル”と名前が付けられた。
ソフテイルのエンジンは他のツインカム・エンジンとは異なる特徴がある。
バランサーを内蔵し振動を少なくしたエンジンをフレームにダイレクトに搭載する。
対してダイナなどはバランサーのない振動の大きいエンジンをラバーマウントする。
走らせた時のエンジンの印象も異なってくる。
ソフテイルのエンジンに”96B”などBが付くのはバランサーの略。
ソフテイルには幅広のリア・タイヤを装着するモデルと、比較的幅が狭いタイヤを装着するモデルがある。 フェンダーの幅も異なり、シートやシーシーバー、ホイールなどの適合が変わってくる。
適合欄に”タイヤ幅何mm以下のソフテイル”といった注記がある場合があるので、注意が必要だ。
ソフテイルのマフラーは車種により3種類の適合に分かれる。
FLSTCやFXSTなどは前後にマフラーが並ぶダイナに近いレイアウト。
それ以外の車種は”ショットガン”タイプと呼ばれる上下に並ぶレイアウトになる。
ショットガンタイプもFLSTF系のマフラーとFLSTN系のマフラーでは適合が異なる。 (ぱっと見は似ているが、取り付けが異なる)
ソフテイルの”ショットガン”タイプのマフラーは裏側に固定ボルトがあるが、狭いので手が入りにくく、慣れていないと意外と交換にてこずる事がある。
ソフテイルのシートは車種により4つの適合に分かれる。
ソフテイルのオーナーは自分のソフテイルの事しか頭にないが、ややこしいので注意が必要だ。
ソフテイルにはFL系ソフテイルとFX系ソフテイルがあり、それぞれ特徴があり、 デザインだけでなく乗り味も全然異なっている。
どっしりとした存在感のあるのがFLソフテイル。
FLという名前が表すようにツーリングモデルに近いハーレー。
以下のような特徴がある。
【フロントフォーク】
ツアラーのようなカバー付きの太いフロントフォークを装着する。
【ヘッドライト】
ヘッドライトの口径は7インチと大型でツアラーと同じ大きさ。
【フットボード】
フットボードもツアラーと同様。どっしりとしたツアラーの性格を持つ。
パッセンジャー用は通常のペグだが、ミニ・フッボードを装着しても似合う。
【ウインドシールド】
ウインドシールドを装着する場合、ツーリングモデルと同様に外側にブッシュを付けてはめ込むタイプが多い (純正ウインドシールドの場合)。
社外メーカーのウインドシールドを装着する場合も、FL系は7インチ口径のヘッドライトに合う物でなくてはならない。
ツーリングモデルのようなバットウイング(フェアリング)も似合う。
【幅広のフロントホイール】
FL系ソフテイルはFXに比べて幅広で16インチなど小さい径のフロントホイールを装着する。
カバー付きのフロントフォークと7インチ径のヘッドライトはツアラーと同等のモノ
フットボードでリラックスできるのもツアラーと同じ
小径幅広のホイールとタイア
FXソフテイルはFL系とは異なり、カスタムパーツもダイナに近いパーツが多い。
フロントフォークも通常のフォークで、ヘッドライトはスポーツスターやダイナと同じ5-3/4インチ径。
FL系とは異なり、フットボードは装着せず、通常のペグ。
フロントホイールは細くて21インチなど径は大きい。
FL系よりも軽快な乗り味のハーレー。
CVOのソフテイルは通常のソフテイルとは異なる部分があるので、カスタムする時には注意が必要。
【グリップ】
通常のソフテイルはオーソドックスなケーブル式だが、 CVOモデルだけは2009年以降のツーリングモデルと同様に電子制御スロットル式。
グリップやレバーが異なり、ハンドルも異なる(電子制御スロットルには切り欠きが必要)。
【エアクリーナー】
電子制御方式の場合、エアクリーナーの適合もケーブル式とは異なってくる。
ツーリングモデル(2009年以降)と同じ適合になる。
【エンジン】
エンジンも大排気量の110キュービックエンジンを搭載する。
ツアラーに比べれば軽量のフレームに強力なエンジンを搭載する。
パーツを購入するときはまず自分のハーレーの年式を確認しましょう!
年式が異なると適合が変わってきます。取付できるパーツも変わります。
パーツを買ってからでは遅いので、買う前に年式(和暦ではなく西暦で!)を確認しておきましょう。意外と自分のハーレーダビッドソンの正しい年式を勘違いしている人がいます。
新車で購入したので、買った年すなわち車検証に書いてある年式がその車両の年式と思っている人もいますが、必ずしもそうとは限りません。
年式とは車両の製造年式で、新車を登録した年ではないからです。
2016年に購入しても2015年式かも知れないし、2017年式かも知れない・・
ハーレーは秋に新車を発表してデリバリーを開始する。例えば、2017年式の車両であれば2016秋頃から販売を開始し、早ければ2016年中に登録されて乗れてしまう。逆に店頭にあった車両が翌年に販売されて新車で登録される事もある。したがって、登録年式=車両年式とはならない事がある。
新車で購入しても車検証の”登録年”を参照しても正しくない事があるので注意が必要。
年式を間違えるとパーツの適合が合わなくなる事があります。そうするといざ取付ようとして合わない。
でもパッケージから開けて取付ようとしたので新品状態には戻らず返品も難しい・・となってしまいます。くれぐれも自分のハーレーの年式はちゃんと調べて覚えておきましょう。
では、ハーレーの正しい年式(車両の製造年式)を調べるにはどうすれば良いのか?
実は車体番号から正しい車両の年式を調べる事ができます。車体番号の10桁目が年式を示します。写真の例では”8”なので2008年。ちなみに9の次はA(2010年式を示す)。2016年式ならば”G”と記載されます。
正しい”年式”で間違えないようにパーツを選びましょう。