ノーマルのバルブを使用したヘッドライトとLEDヘッドライトは固定しているヘッドライト・アダプタが異なっています
(LEDヘッドライトは厚みがある為ノーマルでは干渉します)。
LEDヘッドライトに変更するには”リングアダプタ”と呼ばれるハードウエアが必要になります(商品ページで”リングアダプタ”で検索)
まず標準装備のヘッドライトの取り外します。
ヘッドライト交換にあたって、光軸がずれてしまうと困るので、もとのライトの取り外し前照射位置を確認しておきます。
壁に照射できる位置に車両を置き、車両を立てた状態(1人の場合はスタンドをかけた状態)で壁にヘッドライトを照射し、壁に当たる強い光の上側を壁にマークします。
フロントフェンダーの上に傷付き防止用にタオルなどをかけておきます。
まず、トリムリングを外します。下部のネジをプラスドライバーでゆるめると外れます。
※バイザースタイルなど、オプションパーツのトリムリングを装着している場合は、それも外します。
トリムリングを外すと、ライトをフェアリングに固定しているスクリューが見えるので外します。
すべてのスクリューを外すと、ヘッドライトがフェアリングから外れます。
スクリューは再使用するので、保管しておきます。
(ライトとフェアリングの間についていた固定用リングも外れるが、このリングはLEDヘッドライトキットに付属のものと置き換えるので、再使用しない。)
ライトの裏側にはポジションライト用コネクタとヘッドライト用コネクタ(3ピン)がついてますので、ライトを落とさないように注意しながら、手で引き抜きます 。
外れたヘッドライトにはネジ穴の開いた固定金具(リング状)がついた状態なので、外しておきます。
この金具はLEDヘッドライトの取り付けに再使用します。
(ヘッドライトは柔らかい布などにくるんでおきます。)
ここからLEDヘッドライトの取り付けです。
LEDヘッドタイトをフェアリングやナセルに固定するにはリングアダプタを使用します。
まず、リングアダプタをフェアリングにあてて取り付け位置を確認します。
使用するネジ穴は左右2ヵ所ずつの計4ヵ所です。
穴の位置が合わない場合があるので、そのままの状態で4ヵ所ともスクリューを入れられるかどうかの確認をします。
穴の位置が合わない場合は、正しい位置をマジックなどでマークしておき、リングのネジ穴をヤスリで削る加工をします。
このリングアダプタをフェアリングに取り付けます。
ネジはキットには付属していませんので、先ほど取り外した標準装備のネジを使用します。
LEDヘッドライト側にも先ほどライトから取り外したリングを取り付けておきます。
続いてLEDヘッドライトの配線コネクタ(3ピン)を接続します。ポジションライト用配線は使用しません。
ライト本体をフェアリングに取り付けます。
ヘッドライトが水平になっているか確認、調整(回転)した後で、ネジを締めます。
固定できたら、ヘッドライトを壁に向かって点灯し、照射角度の調整も行います。
照射角度はマウンティングリングについている3箇所の調整ネジで調整できるようになっています。
固定・調整ができたら、トリムリングをかぶせて固定し、完成です。
オプションのトリムリングを取り付けの場合は、さらに被せて取り付けます。