2019ソフテイル
2019ソフテイルがリリースされたが、2018モデルと比べ特に目立った変更点はないようだ。
価格が全体的に若干値上がりしているくらいである。
しかし新車種 ”FXDRS 114″ が新たにソフテイルファミリーに加わった。
独特なドラッグスタイルが目を引き、ネーミングからしてかなり走りを意識した作りになっていると予想される一台だ。
マフラーやエアクリーナーも今までに無いデザインとなっており、既存のスリップオンマフラーは対応していない。
吸排気のカスタムの面では社外パーツも無く、しばらくはメーカーからの発売を待つしかなさそうだ。
※エアクリーナーやフルエキのマフラーは対応するかもしれないが現状詳細は不明。
ミルウォーキーソフテイルのカスタムの際の注意点
ミルウォーキーソフテイルをカスタムする際に、何点か注意が必要な部位がある。
フットペグはマウントの形状が違う為、以前の社外製のペグが適合しない。
ペグを交換する場合は2018以降ソフテイル専用の物から選択するしかなかった。
しかし最近キジマよりリリースされたマウント(左写真:HD-05385)を使用する事で、以前のペグが使用出来るようになりカスタムの幅が広がった。
社外の豊富なデザインから選択できるのでオススメのパーツである。
ダービーカバーは2018モデルは既存のツインカム用が適合する。(FLSBは不可)
2019モデルよりナロータイプ(幅が狭い:左写真)に変更となり今までのダービーカバーは適合しなくなってしまった。
2016以降のツーリングモデルでもナロータイプのプライマリーカバーが採用されているが、それとも違い、ソフテイル専用のようである。
その為、適合するダービーカバーも2019以降ソフテイル専用(FLSB含む)となり、現状カスタムのダービーカバーはハーレー純正のカスタムダービーカバーだけとなっている。
今後、各メーカーからの早めのリリースを期待するしかない。
2018モデルよりリアサスペンションも変更され、シート下にモノショック式のサスペンションが装備されている。
プリロード調整も簡単に調整できるようになったが、車種により調整方法が違う。
その為か社外のサスペンションも適合が分かれているので注意してほしい。
左写真は、FLDE、FLHC/S。
別体のタンクの調整ノズルを付属の工具を使用して調整する。
左写真は、FXLR、FXBB、FXLR。
サスペンション下部のアジャスターを付属の工具を使用して調整する。
左写真は、FXFB/S、FXBR/S、FLFB/S、FLSB、FXDRS。
車体右側サイドカバー下部のリモートアジャスターを回し調整する。
このタイプは、シートを外す必要もなく簡単に調整が出来る。
社外のサスペンションでもリモートアジャスター付きのタイプがあるので、購入の際は適合しているものを選択しよう。
2018モデルより、ハンドレバーも適合が分かれている。
実際は、ブレーキレバーは2015~2017までのモデルと一緒なので適合するが、クラッチレバーが若干変更されているようだ。
純正や社外のカスタムレバーは左右セットの商品がほとんどなので、適合を分けているようである。