ハーレー/フレーム剛性プロテクターで取り付けとスペックの向上!

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ハーレーダビッドソンの車両で感じる事はなんだろう?
最初に思うのは恐らく重量だと思う。走ってしまえばなんて事なくても、いざ車両を立てる際には重さの故、息を止める人も多いのではないだろうか。

その原因の一つが、剛性不足によるフレームの捻じれにある。

ツーリングモデルを乗っている人ならば分かるかと思うが、走行中に急カーブを曲がる時にリアタイヤが若干遅れてくる感覚に陥る事がある。

これは、乗り手に不快な振動を与えない為のラバーマウントフレームだが、それ故、通常のフレームと異なり、エンジンを剛性メンバーに加えられない事から、前後での捻じれが発生する。

上記は、ツーリングモデルだと感じやすいという話で、M8ソフテイルでも同様の事が言えるので、走行に違和感を感じたらフレームプロテクターの装着をお勧めする。

フレーム剛性プロテクターの取り付け方■

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ジャッキアップをする。

フレームプロテクターを装着する際には、必ずジャッキアップが必須である。

ジャッキアップをせずにフレームプロテクターを装着すると、フレームがねじれたまま固定されてしまうので、通常時よりもフレームの捻じれが強くなり、分かりやすい所で言えば、サイドスタンドがスムーズに収納できなくなる。

その他、走りにも支障が大きくなるので、必ずジャッキで垂直に立ててから作業を行う事。

タイラップを先に外す。

ジャッキアップをしたら、マフラー側のアンダーフレームの上を見てほしい。

丁度、フレームプロテクターを装着する場所に、配線をフレームに固定しているタイラップが付いている。このタイラップは、マイナスドライバーで上に引き上げると取れるので、先にここを外しておこう。

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フレームプロテクターの向きに注意!

フレームプロテクターには、向きがあるので注意してほしい。赤丸で囲っている方は、マフラー側のフレームに装着する。青丸で囲っている方は、ダービーカバー側のフレームに装着する。

M8ソフテイルはダービーカバー側のフレームが特殊形状になっているので、しっかり固定ができない、ハマらない時には向きをまず疑おう。

車体に仮止めをする!

タイラップを外した後は、フレームプロテクターを車両に装着する。

この時に、全部を本締めしてしまうと、その後の位置決めができなくなってしまうので、落下しない程度に仮止めにしておく。

ちなみに付属のボルトはミリなので、工具もは5ミリを使用しよう。

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フレームプロテクターの位置決め!

仮止めが終わったら、フレームプロテクターの位置を確定させる。

というのも前方に取り付けてしまうと、サイドスタンドを上げた際に、フレームプロテクターと干渉してしまい、最後までスタンドが上がらないからである。

左の写真のように、スタンドスプリングの引っかける部分から1cm程の隙間があればベスト。

本締めをして完了!

位置決めまで完了したら、後は本締めをして終了である。

ボルトを締める時には対角上にボルトを締めるのがセオリーである。

本締めをしたら動かないかを確認して、装着完了。

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フレームプロテクターを装着して走行してみた結果。

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フレームプロテクターを装着しても何も変わらなかったらお金の無駄になってしまうので、装着後、30キロ程、低速・高速などを繰り返してみた。

その結果、明らかに変わった箇所が数点あったので、まとめると。

車体を起こす時には、然程、軽さを感じる事はなかったが、最初に驚いたのは信号待ちの停車時である。

筆者は、小柄な体系の為、この車両に跨ると両足が同時に地面に着く事はなく、片足だけで停車している。

前回、乗った時には信号待ちも重さを感じてしまい、ハンドルから手を放す事ができなかった。

今まではフレームの剛性不足から、停車時もエンジンの振動や風などで車両がゆらゆら揺れていたせいで安定しなかったのだが、フレームプロテクターを装着した事でカッチリとし、無駄な揺れがなくなった事から、両手を離しても、片足だけで十分に支えられる。

また、渋滞時の出だしでも以前は、重さに耐えられずフラフラと進むのが精いっぱいだったのが、フラつく事なく、スムーズな発信が出来るようになった。

そして一番驚いたのが、追い越しの際である。

追い越しの際、どうしてもパワーと車両の捻じれに体をもってかれてたのが、捻じれが解消されたおかげで、車両との一体感が出て、追い越し時にも安定したライディングが出来るようになった。

僅か数十キロの走行でもここまで効果が出る事が分かったので、次回は、峠を走って更なる実感を味わればと思う。

近年はハーレーでもパフォーマンスを求めるユーザーが増えているので、外装カスタムに飽きた、走りに特化させたいなんて人はフレームプロテクターの装着を是非、検討して頂きたい。