ハーレーカスタムには欠かせないフットペグ。
その中でも近年人気を集めているのがMXスタイルのフットペグだ。
MXスタイルのMXはMotocrossの省略語として呼ばれている。
すなわち、モトクロススタイルという事になる。
70年代のモトクロスマシンに使用されていた「Bear Trap Style」にインスパイアされたデザインのフットペグがMXスタイルフットペグだ。
ここからはブランド別のMXスタイルフットペグを紹介していこう。
BURLY BRAND(バーリーブランド)
Burlyのフットペグ。
幅広で食いつきの良いMXスタイルペグ。
ワイドタイプとナロータイプがあり、車両やカスタムによってサイズを選んでほしい。
ラバー製のステップに比べて、ギザギザ部分がソールをしっかり固定するので雨の日やエキセントリックなライディングも怖くない。
MXスタイルのフットペグではNo.1のシェアを誇る。
BUNG KING(バンキン)
クラッシュバーで有名なバンキンからもMXスタイルフットペグが出ている。
アルミニウム製とスチール製があり、ブロンズなどの高級感溢れるカラーリングも魅力。
360度調整可能なペグなので足の長さやポジションで選べるので使い勝手も◎!
XL1200X、2012~2018 XL1200C、 XL1200Vへ装着の場合はステップ・コンバージョンキットが必要になるので注意が必要。
Brass Balls Cycles(ブラスボールサイクル)
まさにこれこそモトクロスマシンのフットペグにインスパイアされたフットペグ。
T6ビレットアルミニウムCNCマシン削り出しなので丈夫で軽量なので、スタイルのみならず機能性にも優れている。
底面のエッジが斜めにカットされており、コーナリング時に路面に擦りずらくなっているのも魅力の一つだ。
なんといってもカラーリングが素晴らしい。
レッドの他にブラックとゴールドなどもあり、足元に刺し色としてもGOOD。
DKcustom(ディーケーカスタム)
メーカー名こそ有名ではないが、アメリカのブランドの割にクウォリティーや納期などがしっかりしている。
今まで紹介してきたMXスタイルフットペグと若干異なり、幅広に作られているので長距離を走行しても疲れにくいのが特徴。
幅広のペグの難点は足を下ろす際に引っ掛かるという事があるが、それ以外を考えると非常に軽量に作られているのでお勧めしたい商品だ。
黒とシルバーのツートンというのもGOOD。
まとめ
モトクロスが影響を及ぼし、ハーレーのフットペグとして今現在、流通しているというのだからやはりカルチャー面白い。
MXフットペグの良さは使ってみないと分からないが、絶対に損はさせないデザインと機能性なので、一度騙されたと思って使ってみてほしい。
ルーツを知る事でカスタムの楽しみも変わってくるのではないろうか。
番外編
MXフットペグは何もスポーツスターやダイナモデルだけのペグではない。
下記アイテムのようにツーリングモデルにも付けられるフロアボード調のMXフットペグがあるので最後にご紹介しておこう。
Brass Balls Cycles(ブラスボールサイクル)
上記でも紹介したブランド、Brass Balls Cyclesのモトフロアボード。
MXフットペグをイメージし、尚且つフロアボードにしてしまった数少ないアイテム。
アルミ削り出しそのままの、ラバー等のない武骨なデザイン。
棘のように突き出たスパイクによって足をしっかりとグリップするので突然の雨でも滑る事なく安心。
6061 T6ビレットアルミニウムCNCマシン削り出しで、丈夫・かつ軽量。
金属加工の仕上がりの美しさで定評のある、Brass Balls Cyclesらしい、質感の高いフットボード。
ツーリングモデルでそこまで攻める人もいないだろうが、底面のエッジが斜めにカットされており、コーナリング時に路面に擦りずらくなっている。
まさに武骨さを感じさせるので人と被らないカスタムを好むならお勧めだ。