5-3/4インチサイズ(スポーツスター・ダイナ・FXソフテイル・VRSCなど直径約14.6cm)のLEDヘッドライトを取り付ける。
現在販売されているLEDヘッドライトはほとんどがH4コネクタなので、そのままボルトオンで取付できる。
ただし、LEDヘッドライトは電子回路と一緒になり厚みがあるので、純正のヘッドライト・シェルに入らない事がある。
ヘッドライトがシェルに入ってもH4コネクタが邪魔になり閉まらない事もある。その場合は配線を切断してH4カプラーを取り外す必要がある。(別項:LEDヘッドライトが入らない際の配線加工方法 参照)
LEDヘッドライト取り付け
下部のボルトを+ドライバーで外す。
ナットが供回りしてしまう場合は、ラジオペンチ等で抑えて回す。
※トリムリングが外れるとライトが落ちてくるので、落とさないよう注意しながらトリムリングを外す。
固着してしまい固い場合もあるが、引っ張れば抜ける。
標準装備のヘッドライトの場合、ポジションライトも付いているので、その配線も抜く。
※外したポジションライトの配線は通常使用しないので、金属部分をビニールテープ等で巻いて絶縁処理しておく。
※ポジションライトも付いているヘッドライトに交換する場合は、取り付けるヘッドライトのポジションの配線に接続する。コネクター部分の形状が違う場合はギボシ加工等で繋げる。
これでヘッドライトが取れる。
取り付けるLEDヘッドライトのH4カプラー(オス)を車体側のH4カプラー(メス)と接続する。
この時、H4カプラーが邪魔をして入りずらかったり、最悪入らない場合がある。
その場合、上でも案内しているが、配線を切断してH4カプラーを取り外す必要がある。(別項:LEDヘッドライトが入らない際の配線加工方法 参照)
※ボトムマウント式ヘッドライトの場合は特に入りずらい。下部に付いているクッションダンパー(ゴムのキャップのような物)を取り外す事で、多少は入りやすくなる事がある。
LEDヘッドライト本体が入ったら、トリムリングを取り付けて完了。
最後に、トリムリングのスクリューを締め終えたら正常に点灯することを確認し、光軸の調整を行う。
<VRSCDXの場合>
フロントフェンダーをタオルなどで保護した上で、ブラケットのボルトを緩めて前側に倒し、裏側のスクリュー4ヵ所を外すとカウルとライトが分離できる。