エンジンオイルは走行すると金属の摩耗で汚れるので交換が必要。
ハーレーのエンジンは空冷で排気量も大きいので、オイルの管理には気を使うし、オイルの交換はオーナーとしても気を使うところ。
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フィルター付きのオイル交換キット便利です。
まず、スポーツスターに必要なオイル量を確認し、フィルター・Oリング・工具と一緒に準備をする。
オイル廃棄用の排油パックなども必要。
▪ エンジンオイルの排出口の位置を確認する。
スポーツスターではエンジン後部の左下にある。
他の車種と違い、エンジンのドレインボルトではなく、ゴムホース下端の栓から排出する。
排出栓を固定しているバンドを緩めると栓が外れるので、まず排油を受け止める準備をする。
▪ そのまま排油を下水に流すことはできないので、個人だと写真のように自動車やバイク用の排油パックを利用するのが一般的。
▪ スポーツスターの車体右側のオイルタンクの蓋も緩めておく。こうすると排油が出やすくなる。
▪ そしてドレインプラグを緩めて外すと排出される。
エンジンオイルは粘性があるので排出には時間がかかるのでしばらくそのままにしておく。
▪ 次にプライマリーオイル。
プライマリー後方のドレインを緩めると排出できる。
▪ エンジンオイルと位置が近いので、排油パックで同時に受けられるはず。
▪ ドレインボルトの内側は磁石になっており、エンジン内部の鉄粉が付着するので、これをウエスなどでふき取る。
▪ オイルフィルターも交換する場合は、続いてフィルターを取り外す。オイルフィルターは再利用せず廃棄する。
（再利用が可能な高性能フィルターもある。）
オイルを抜けば分別ごみで廃棄できる。
(オイルフィルターはオイル交換2回に1回の交換頻度でOK。）
フィルターは手では廻わらないので、専用の工具を使う。フィルターを外すと下部からオイルが出てくるのでドレインからオイルが抜けてから外す。
それでもオイルが垂れてくるのでウエスなどを用意しておく。
▪ オイルフィルターを取り外すと内部のオイルが出てくるので、排油パックに流す。
下の写真では牛乳パックを利用している・・。専用のオイルキャッチャーがお勧め。
▪ ここからは新しいオイル・フィルターを入れていく手順。 まずフィルター。 新しいオイルフィルターの接合面にオイルを指で塗っておき、エンジンに取り付ける。
取り付けのときは手で廻して締めこむ。工具は使わず、ある程度ぎゅっと締まっている状態でOK
▪ 次にスポーツスターの車体左側のダービーカバーを取り外す。スクリューはトルクス。エンジンオイルとプライマリーオイルが排出された事を確認してからプライマリードレインとエンジンオイル2か所とも排出栓を閉める。
プライマリーのドレインにはできれば新しいOリングを使用する。
▪ プライマリーオイルは、カバーを開けた正面から注ぐ。
▪ オイルの量は注ぎ口の下部に油面が見える程度。
注ぎ終わったらダービーカバーを戻す。
▪ エンジンオイルは先ほど緩めたオイルタンクのキャップ部分から入れる。キャップのオイルラインで時々分量を確認しながらオイルを注いでいく。
規定量入ったらキャップを締めて完了。
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