スパークプラグは言うまでもなく点火のかなめのパーツ。
プラグの色を見れば適正な燃焼状況かが判ったりもする。
スパークプラグ交換前にプラグの周りを掃除する。
プラグワイヤーを外してからプラグレンチ、もしくは5/8ディープソケットを使用してプラグを緩める。ある程度緩んだら手でプラグを回して外せる。プラグを外した後、プラグホールから内部にゴミが入らないように注意する。
次に新しいプラグを用意する。
プラグゲージがあれば、プラグのギャップを測る(ギャップ値は下の表を参照)。かじりつき防止剤をネジ山部分に薄く塗る。この時にスパークする部分には付着しないように十分注意すること。
モデル | プラグタイプ | プラグギャップ(ミリ) |
---|---|---|
XL | 6R12 | 0.96~1.09 |
XR | 10R12X | 0.81~0.97 |
TWIN-CAM | 6R12 | 0.96~1.09 |
新しいプラグを手で回して締める。
この際にプラグホールのネジ山を痛めないように十分注意する。プラグを手で締め込んだあと、プラグレンチ、または5/8ディープソケットでさらに少し締め込む。最初からレンチで回してはいけない。
このときトルクを掛け過ぎないように十分に注意する。ハーレーの推奨トルク値は16.3~24.4Nm。
感覚で絞める時は、手で廻らなくなってからレンチに変えて1/4回転程度でカチッと止まればそれでOK。ネジ山がおかしくなっていると中途半端な廻り方をする。
ブラグの装着が完了したら、プラグワイヤーを差し込む。カチっと音がするまでしっかり差し込みむ。
その後、エンジンが正常に掛かるか確認する。