スポーツスターにウインドシールドを装着する場合、マウントをフロントフォークに取り付ける物と、ハンドルにマウントする物に分かれる。
大型のウインドシールドはだいたいフォークマウントである。
フォークマウント・ウインドシールド
スポーツスターのウインドシールドはフォークにマウントするタイプが多い。
メーカーによりフォークマウントの形状は異なります(左はナショナル・サイクル)
この部分の機構により、ウインドシールドをワンタッチで取り外せるようにしている物が多い(ハーレー純正もワンタッチで取り外せるので”デタッチャブル”と呼んでます)。
フォークにマウントするウインドシールドはフォーク径で適合が変わってくる。ちなみに、最近のスポーツスターはフォークチューブの径が39mmが多い(旧車では35mm)。
2016以降、XL1200Xのフロントフォーク径は49mmとなったので、39mmのフロントフォークを装着するスポーツスター用のウインドシールドは適合しない。
問題は車種により左右のフォーク間の幅が異なる事でもウインドシールドの適合が変わってくる事。
スポーツスターは伝統的に幅の狭い”ナローグライド”だったが、最近は幅広のタイヤを履く為にフォーク幅が広くなっている車種がある。
ナローなフォークのXL883N, XL1200V
ワイドなフォークのXL1200X, XL1200C
デタッチャブル・ウインドシールド
フォークマウントの場合、ウインドシールドの種類によっては簡単に取り外し可能なデタッチャブルタイプがある。
”今日は風を感じて走りたい”と気軽に外す事ができる。
ハンドルマウント・ウインドシールド
スポーツスター用にはハンドルマウント・タイプと呼ぶ、ステーでハンドルに固定する物もある。
スポーツスターのハンドル径は通常1インチだが1.25インチの
ファット・ハンドルに交換している場合は適合に注意する事。
ハンドル固定タイプは通常はワンタッチでは外せない。