空冷エンジンのハーレーダビッドソンではエンジンオイルがとても重要。
空冷エンジンは冷めているときと熱い時の温度差が大きく、ピストンやシリンダーの熱膨張も大きいという特徴がある。そのため、シリンダーとピストンリングのクリアランスはやや大きめに取られている。
すべての温度で粘度が適切で性能の良いエンジンオイルはハーレーにとってとても重要。
エンジンオイルはエンジン内部の潤滑だけでなく、冷却にも重要な働きをする。ハーレーダビッドソンのエンジンオイルはドライサンプ式でオイルタンクからエンジンに供給され戻ってくる。このサイクルでエンジンの熱を放出する働きも行っている。オイルクーラーを装着すればさらに高い放熱性を得られる。
年々、排気量が大きくなってきているハーレーでは発熱も大きく、エンジンオイルにも気を使う必要が大いにある。