FLTR(ロードグライド)のカスタムのポイント

フロントフェアリング

2015まではそれまでのFLTRと同じ物だったが2015にデザインが変更され、シールドの形状も変更された。 シールドはKlock Wroksなど社外の物も豊富で選びやすい。 メーター部やラジオも変更された。

FLTRは本体フレームにフェアリングが付いてる分、ハンドルの取り回しが軽い。 フェアリング後部はエンジンガードでサポートしている。 エンジンガードを社外の低いタイプに交換したり取り外したりしたい時は専用のサポートバーが社外メーカーから用意されている。

ハンドル

2008まではケーブルスロットル。 ハンドルに配線を中通しする場合は、それに対応したハンドルを選ぶと内部に配線を入れるための穴が開いている。 2009年からは電子制御となり、ケーブルが減って配線が増えた。 2015まではそれまでのFLTRと同じ物だったが2015からハンドル径が1インチから1.25インチに変わり、ライザーも1.25になっている。 太い方が強度もある。 FLTRも最近はAPE系のハンドルが人気がある。

マフラー

FLTRのマフラーはFLHと共通。取付けの適合はすべて同じだが、2008年式まではエキパイに触媒が無かったのが2009年から触媒が入り、2009以降用の社外マフラーは内部が筒抜けに近いものが多くなった。 どうしても迫力ある音が欲しい人は、触媒レスのエキパイを装着する人も少なくない。

エアクリーナー

22007年式まではケーブルスロットルで、2008年から電子制御スロットルに変わった。 これが変わると、グリップやハンドルの適合が変わる。

ロアーフェアリング

ロアフェアはエンジンガードを前後から挟むように取り付ける。 エンジンガードはFLHもFLTRも同じだが、ロードグライドはフェアリングサポートがエンジンガードに取り付けられており、少し干渉する部分があるために適合しない。 上部のキャップ部分を少し(6cmくらい)カットすればFLH用のロアフェアを使用可能になる。 HOGWORKZというメーカーからFLTRでも干渉しないロアフェアーを販売している。全体的な形状は2013までのハーレー純正と同じだが、上部の形状をFLTR用に変更し、1988~2019のロードグライドに適合する。

サドルバッグ

2014からFLHと同様に新しいデザインに変更された。 FLTRもエクステンド・バッグに変えてバガーデザインにすると迫力が出る。

インジェクション・チューニング

2014から電装系にCANBUSが採用され、車載ECUも変わり、コンピュータに接続するコネクタも4ピンから6ピンに変わった。 FP3も2013までと2014からでは適合が異なる。

ツアーパック

FLHと同じツアーパックを搭載できる。 ツアーパック用のラックが必要になるが、2008までと2009以降では取付け部の構造が異なる。