デュアルハロゲンヘッドライトのバルブ交換
2014モデルより採用されているデュアルハロゲンヘッドライト。
LowとHiで別々のバルブを使用している独特の形状が特徴的だ。
ちなみに上の写真左側がUS仕様で右の写真が日本仕様。違いはポジションライトの有無。
使用しているバルブも、今までハーレーでは使用されてこなかった物が使用されている。
Lowビーム:H11(55W) Hiビーム:H9(65W) ポジションライト:T10
詳しいユーザーはご存知かと思うが、車のフォグランプ等によく使用されている規格だ。国産のバイク(スーパースポーツ系)にも使用されている。
交換はいたって簡単だ。コネクターを抜いて反時計回りに回せば外れる。
ポジションは、同じように外して中のウェッジ球だけを交換する。
気になる互換性だが、ハロゲンバルブにおいてはH9、H11では、コネクターの形状が若干違い互換性はないようだ。
口金についてはどれも3つのツメがあるが、形状や大きさがそれぞれ微妙に異なっているので厳密に言えば互換性はなさそう。ただし市販バルブはバルブ側の工夫で互換性を持たせてあるのが大半のようである。また、互換性がなくても爪の一部を削ったりすれば取り付けられるようだ。
LEDバルブへの交換を検討しているユーザーもいると思うが、現状しっかりと配光が確認出来ている製品は今のところ無い。今後のリリースに期待。
※ちなみに弊社で取り扱いのある、フォグランプ用のLEDバルブ(2060-0507)だが、881規格というまた別の規格なのだが、デュアルハロゲンヘッドライトに試したところ、すんなりと取り付けできた。しかし回し込んでも途中でロックされる事なくグルグル回ってしまった。ラバー部分が抵抗になり、手を離しても回るような事はないがオススメは出来ない。