ハーレー、ツーリングモデルは2021年式で何が変わった?

ハーレー、ツーリングモデルは2021年モデルでも車種構成に大きな違いはないが、いくつか変更があった。

1.ダッシュコンソール

タンクのダッシュコンソール部がスタイリッシュになった。(FLHXS、FLTRXS)

フューエルドアは無くなり、右側にフューエルキャップがあるのみ。

2.クラッチレバー

クラッチが油圧からケーブル式に戻った。
(但し、2016までのケーブル用クラッチレバーと品番が異なる。)

理由は調節ができるからとか・・・

油圧式は遊びの調節ができないので不便という声は確かに多かった。

このケーブル式レバーもかなり重いのでクラッチ軽減パーツ(TPPクラッチなど)の組込みがお勧め。

3.エンジンガード

今まで慣れ親しんだ、あの大きなエンジンガードがとうとう形状変更された。(FLHXS、FLTRXS、FLHRXS)

上下に縮まったチョップド・デザイン。

ハーレー、ツーリングモデルに良く似合うロアーフェアリングは装着できなくなった。どうしても付けたければエンジンガードを交換する。

4.O2センサー

マフラーの左右連結菅部分にO2センサーが装着された。

年々厳しくなる排気ガス規制に合わせたものと思われる。

触媒の前にある前後のO2センサーと合わせて合計3個のセンサーが装着されている。

5.マフラー・ガスケット

2020年モデルまではマフラーの部分にはガスケットが無かったが、

2021モデルからガスケットが使われるようになった(2017からソフテイルでも使用している)。

日本仕様車はエギゾーストタイプ接続部の径が細くなったことに伴い、排ガス漏れを防ぐため。

マフラー側の接続部の口径は同じなので2020までのマフラーが使用できる。

ガスケットは左右で大きさが異なり、型番は以下のとおり。

(右)65900056 (左)65900017